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東南アジアの中心に位置する常夏の国マレーシアは、原住民のマレー系をはじめ、中国やインドからの移民からなる多民族国家。文化も宗教も異なる人々の共存からうまれた食文化は、実に多彩で奥が深い。ここ、mamark roti and sateyはそんなマレーシアの庶民の味を楽しめるシドニーでは数少ないレストランのひとつ。 プログラマー、セールス、ファイナンシャルアドバイザーと異なった経歴を持つ、若き3人のオーナーのもとに昨年の10月オープン以来、行列が絶えることのない人気の店である。
メニューに並ぶのは、ハーブとスパイスを利かせたフライドチキン(Ayam goreng $3 per pice)や、ナシゴレン($9・5)といったマレーシアでは定番のディッシュ。ココナッツライスのまわりを、カリカリに揚げた小魚、ピーナッツ、かたゆで玉子が囲むNasi lemakは、朝ご飯に食べられるとだけあって、栄養満点の元気の出る一皿だ。お好みでカレーチキン($3)やSambal prawn($4)などを追加することも可能。
しかし行列のお目当ては、なんといってもRoti($5〜)。Rotiとは南インドより伝わった薄焼きのパイ状パンで、丸くこねた生地を空中でまわしつつ広げ、幾重にも重ねていくそのパフォーマンスはまさに職人芸! 店先のオープンキッチンで焼き上げられるフレッシュ・ロティは表面はクリスピーで香ばしく、中はフワフワと空気を含む軽い口当たりが秀逸。生地に練り込まれたバターの自然な甘さが、マレーシアンスタイルのチキンカレー(Kari ayam:$14)やフィッシュカレー(Kari ikan:$14)の辛さをやわらげ、いくらでも食べられそう。
ティータイムならお菓子感覚で食べられるスイート・ロティにも是非トライして欲しい。
もうひとつ、この店に来て絶対に外せないのがsatey。チキンとビーフより選ぶことができるが、ここは迷わずチキンをおすすめする。直火で焼かれた表面はとても香ばしく、それでいて中はしっとりとジューシーな味わい。添えられたピーナッツソースは、やさしい甘さが後を引くクセになる味付け。
BYOも可能なので、仕事の帰りに多国籍な仲間とサテーで一杯! そんな、シドニーならではを楽しんでみては?

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