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ナラビーンレイクに程近い山間部に、真っ白なRSLクラブがある。10年以上シドニーに住んでいる方でも、どこのことかすぐには理解できない場所だろう。
このナラビーンRSLクラブは既に50年以上の歴史を持つ由緒あるクラブだ。そしてその施設内に昨年オープンした LAM Chinese Kitchen。それ以前はマンリーに店を持っていたオーナーシェフの羅さんは、香港の中華料理店で30年以上腕を揮っていた。香港返還の前にオーストラリアに移り住んできた彼の家族が最初の店を開いたのが8年前、それまでとは違った顧客を相手に羅さんの新たな味への探求が始まった。そして昨年満を期してRSLクラブの中に出店、ほとんどの顧客が地元のオーストラリア人という環境の中でも圧倒的な支持を得ている。ローカライズされた中華料理は決して小手先だけの料理ではなく、オージーの味の好みを知り尽くした上での自信作ばかりだ。
オージー達に人気だというFillet Steak in Sichuan Style($16)は、熱い鉄板の上でジュージューと音を立てながらサーブされる豪快なメニューだ。ひとくち大に刻まれたステーキは柔らかく、ホクホクしながらご飯と一緒に頂く。味はオージー風だが、隠し味のオリジナルチリソースが後をひく理由だ。続いてKing Prawns with Cashew Nuts($16)。新鮮な海老とシャキシャキとしたセロリ、そしてローストされたカシューナッツの香ばしさが絶妙だ。もちろん全ての料理にMSGは使用していない。Mandarin Shredded Steak($16)のスパイシーな味付けは思わずビールを頼みたくなる、他にはないオリジナル料理だ。
他にもChicken, Lamb, Prawnを素材に様々な味付けでメニューに載せている。その数は優に百を超える。その中でローカルの常連客に人気なのがSizzling Seafood Combination($16)とLamb with Mongolian Sauce($13・50)だ。
少し遠いかもしれない、でも家族でおいしいものが食べたいと思った日にはぜひ足を運んで欲しい。それだけの価値はあるレストランだ。

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