オーストラリア シドニー レストラン情報

シドニーのランドマークQVBにある隠れ家的実力派レストラン

リーズナブルな価格と基本を抑えた完成度の高いオリジナルメニュー

料理の写真

 クィーンヴィクトリアビルディング、QVB。シドニーで一番有名なヒストリカルビルディングだ。
数多くの高級ブランド品店が入店し、観光客のみならずシドニーのセレブ達に愛され続けているこの建物の中にYAMAはある。
 “QVBにあるのだからきっと僕達には手の届かない高級店なのだろう”とは誰もが思うロケーション。日本で言えば帝国ホテルの中の懐石料理のイメージだ。ところが意外や意外、リーズナブルな価格帯と決して手を抜かない筋の通った料理が売りのレストランなのだ。そしてボリュームもオージーを満足させるレベルにあるので驚きだ。
 メニューにはUDONやSOBAと言ったものから、握りずし、バーガー類、鉄板焼きと幅広く、そして密度濃く載せている。目に留まったYAKI・UDONを頼んでみよう。ビーフ、チキン、シーフードと3種類ある焼きうどんの中からシーフードを選ぶ($18.9)頼んでから数分後でてきたのは想像していた和風の「焼きうどん」ではなくYAMAオリジナルとでも言うべきアジア風の「YAKI.・UDON」だった。腰のある麺が完成されたポッドタイの味付けと絶妙なマッチングだ(ポッドタイもYAMA
風にアレンジされ他に3種類ある$$14.9から)。鉄板焼きで調理された事でベタベタ感がなくなり、ポッドタイより数段上のできばえだ。そして常連客から圧倒的な支持を得ている「テンプラうどん」($14.9、野菜うどんは$9.9)サクサクの衣に包まれた大きな海老が存在感を見せつけ,そのヴォリュームに大満足だ。もちろん本格的な腰のあるうどんもシドニーいちのクオリティを誇る。麺はそばに変更する事もリクエストできる。
 YAMAの料理の多くは鉄板焼きで調理される。フライパンを使用するより火力量の多い鉄板焼きの方が短時間で調理できるため香ばしく、ジューシーだ。そこで今度はその鉄板で焼き上げたビーフバーバー($15.9)にチャレンジしたみる。大き目のバンズに挟まれたビーフは2枚重ねの豪華版だ。アボガドがそのビーフに満足感を添える。お腹がすいていてもこれひとつでほとんどの人は足りてしまうに違いない。
 そして圧巻は40種類を数えるお茶のセレクションだ。最高級のリーフティーを使った様々なお茶がポットでサーブされる。2杯以上の量は優にあるにもかかわらず$3.6ドルとリーズナブル。今回はBlue Lagoonと名付けられたピンク色のフレーヴァーティーをお願いした。ハイビスカスの花びらなどが入ったお茶をカップに注ぐと華やかな香が広がる。合わせていただきたいのが、ケーキやタルトなどの上品なスウィーツだ(すべて$6.90)。たくさんの種類の中からひとつを選ぶのは困難だが、今回はチョコレートムースをチョイス。チョコレートケーキとバニラアイス、そしてストロベリーが、とろけるようなハーモニーを奏で、幸せな気分にさせてくれる。
忙しいランチ時であっても、慌しい日常からどこかへ連れて行ってくれる。YAMAにはそんな特別な時間が流れている気がする。