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NEWPORTにある地元住民に大人気の小さなお店HOME BISTRO。そこでは、チョークで書かれた可愛らしいメニューの黒板が、まず目につく。店内に入って驚くのは、小さいスペースの中に本格的オープンキッチンがあること。ここには何かある。それが第一印象だ。
瞳の奥に優しさを秘めたオーナーシェフMARCUSの話を聞いて納得。シェフ歴30年、ドイツ生まれの彼は、フレンチ、イタリアン、ジャーマンを料理学校で習得。アフリカのケープタウンで13年、本格的フレンチレストランを経営していたという輝かしい過去を持つ、本物のシェフであった。本当に美味しいものを会話とともに提供するには、このスペースが丁度いいという彼のこだわりには妙に納得。こういう原点にかえることも大切かもしれない。
もちろん試食した料理には大満足。フレンチの定番であるBeef Bourguignonは、程よい柔らかさの牛肉、ガーリック、玉ねぎが新鮮で、見た目にも美しい。グルテンフリー、化学調味料を一切使わないシンプルな調理法が、一口味わえばすぐにわかる一品だ。ランチタイムに人気のあるQuiche、ホームメードのパイが絶品であるChicken Pot Pie、いずれもお勧めである。女性に大人気のデザートSaratoga Tort &Stewed fruitsには驚愕。一流レストランのコースに出されても、何の疑いもない本格的な味わいである。赤ワインで煮込んだリンゴ、イチゴ、ブルーベリーが程良い甘さであり、ナッツ入りの濃厚なタルトとの相性が抜群だ。
なぜだか、彼の作るものが芸術作品のように感じた。そこには、訴えたいもの、そして生き方が表現されているからだ。決して貪欲にはならず、一つ一つに思いを寄せる料理こそ真実なのだと知った。

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