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Kent Streetをシティサウスに向かうとLiverpool Streetに突き当たる。その突き当たりにあるスペインレストランがCapitan TORRESである。
15世紀の大航海時代、スペイン国王フィリペ3世の命を受け新航路の発見を目的にスペインの港を出港した数隻の艦隊があった。その艦隊の副提督の一人がキャプテントーレスであり、その後オーストラリア大陸に上陸した最初の西洋人になる。
彼の名前を冠したこのレストランは1975年、今から30年以上前にスペインのバレンシア地方からシドニーにやってきた6人の若者によって創業された。それ以来32年
経営するレストランやパブ、バーの
数はパートナーの数と同じ6軒になった。
今ではシドニーでスペイン料理と言えばこの店の名前が挙がるほどの
知名度を地元では得ている。30年間変わらない味はオレンジでも有名なバレンシア地方の味付けだ。地中海に面したバレンシア地方だけに新鮮な海の幸を使った料理が多い。そしてあまり知られていないのがこの地方が米の名産地だということだ。
新鮮な海産物とお米から思い浮かべる料理は当然パエリアだ。大胆に海産物が盛り付けられたボリュームたっぷりのバレンシア風パエリア(Paella Valenciana:2人前$52)はお米の食感が命だという。サフランで黄色く染まったライスをほおばると口の中に地中海の海が広がる。
茹でたての海老をオリーブオイルとチリ&ガーリックでソテーしたGambas al Ajillo($18.50)は少し甘めのワインや食前酒にはぴったりのオントレーだ。
400年の時を超えてシドニーに
蘇ったキャプテントーレス、食べ応えのある料理の数々と上等なワインで陽気なラテンの宴が毎晩繰り広げられている。

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