こだわりぬかれた スローフード 

ブルーマウンテンのイチオシレストラン  

料理の写真  
 ブルーマウンテンのカトゥンバから車で5分程度のブラックヒースにとっておきのレストランがある。小さい店内は赤いレンガの落ち着いた内装に、使い勝手のよさそうなオープンキッチン。オーナーのフィリップさんとバリーさん自慢のウッドファイアーオーブンが奥に構える。オーブン内のレンガがゆっくり、やさしく料理に火を通す仕組みになっているので、ほんのりいぶした香りが料理に移る。10年間シドニーで高級レストランを経営してきた二人が12年前、ブルーマウンテンにオープンしたレストランだ。ヘラルド紙の「グッド・フード・ガイド」の1ハットを毎年のごとくキープしている。

 当店シグネチャーディッシュのダックソーセージは、香ばしい鴨肉とほんのり甘いビートルートの絶妙なマッチング。「豚の肩肉のロースト」は、ホンモノの豚の味を久しぶりに味わえる、そんな一品だ。ソースはさっぱりめのタイ風でインパクトに欠けるが、とにかく肉を味わってほしい「牛肉の煮込み」も、キングアイランド産牛肉の素材の味が際立つ。一日半かけて作られたアイスクリームのデザートもイチオシ。新鮮なパイナップル味が口いっぱいに広がる。

 エキストラで頼むアーティザンブレッドはメイン料理のソースを浸すのにぴったりな、かみごたえのあるパンだ。BYOオンリーだが、水を頼んでも高いミネラルウォーターを押し付けたりしないところが憎い。ブルーマウンテンで一日たっぷりハイキングした後に、ヴァルカンズの美味しい水とお腹にたまるスローフードが疲れたからだを癒してくれること間違いなし。