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チャッツウッドのビジネス街に数年前登場した、「ロケット」。今年に入ってシェフもメニューも新規リニューアルした。内装もぐんと洗練された当店は、ランチ、ディナーともにスーツ姿の客で一層賑わっている。 壁の一面はガラス張りで、白いテーブルクロスがシャキッと明るい雰囲気を演出。 肩肘をはらないサービスも魅力だ。
メニューは、潔く短い。アントレは18ドル、メインは30ドルだ。百戦錬磨の食べ手を満足させるフレンチの定番が、モダンで繊細にアレンジされている。アントレは新鮮な魚介類のほか、「マッシュルームとゴルゴンゾーラのラビオリ」など、ベジタリアンのメニューも。どれも酸味の効いたドレッシングかソースで和えてある。
メインのお勧めは、肉料理。「ビーフのフィレ」は香ばしい焼き目が牛肉のうま味を包みんだ逸品。ロッシーニ風の、ブラックトリュフがちりばめられたバターソースが贅沢なコクを加える。「鴨肉」も、ほんのり甘いソースがたまらない一品。しんなりとしたウィットロフのおだやかな口当たりがクリスピーなダックスキンと好相性だ。
「ロケット」の新たな創造を指揮するのは、ウェイン・ローシェフ。彼は、英国の「サボイ」やハンターバレーの有名店「ロバーツ」で修行を積んだ後、最近は市内の「CBDホテル」や「バンビーニ・トラスト」でヘッドシェフを務めた。フレンチとイタリアンの技法を駆使する彼の料理は、ライトでお腹にもたれない。クリームを極力使わない、というのが彼のポリシーだ。

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