![]() |

今冬オープンしたてのこのタイ・レストランは、クラウン・ストリートにある高級車店の中に店を構え、コンテンポラリーな雰囲気。さぞかし高い価格設定なのだろうな、と思っていたら意外とリーズナブルだった。オーナーは、ロックスにあるタイ料理屋[セイラーズ・タイ]も経営しているボイヤー氏。タイ人のヘッド・シェフは同レストランからの引き抜き。辛さ控えめだが、本場タイの味は折り紙付きだ。
「ベンジン」はタイ語で「ガソリン」の意味。以前、この高級車店内にあった有名なレストランの名前が「FUEL(ガソリン)」だったからである。ランチとディナー、価段もメニューも同じ。アントレ、メインという区別はなく、大体15ドルから25ドル前後なので、シェアして食べるのをおすすめする。「セイラーズ・タイ・キャンティーン」でも出されているパッタイ($14・50)や野菜炒め($12・OO)は定番だが、新しくメニューに並んでいるチキンやマスの姿揚げも人気だ。
お気に入りは、ロティに巻いていただくグリーン・カレー。クロントン・シェフによると、このディッシュは「サルタン」タイ料理といって、イスラム教の影響が強い宮廷料理のようなもの。クミンやクローブなどのスパイスが効いていて、どちらかといえばインドカレーに近い。ココナッツクリームは少なめで、とにかく肉がとろけるように柔らかい。そして、デザート。「セイラーズ・タイ」のように凝ったアートのような作品ではないが、フレッシュなココナッツの香りがして、素直な味がうれしい。
![]() |
All Copyrights 2005-2007 Info-M.Pty.Ltd |